鼻ズッビズビ。目かっゆい。花粉症許すまじ。
今日は早起きして、昨晩飲んだストナリニの効果が残っているうちに外出の用事を済ませるべくバタバタしておりました。抗ヒスタミン薬のストナリニは効果が本当に強すぎて、日中に飲んだら気絶爆睡をかましてしまうので夜しか飲めません。以前静岡旅行の道中で飲んだ時などはあまりの睡魔で爆睡し、車窓から眺める富士山が楽しみだったというのに、ぐったり&ぐっすりスピスピ眠って見逃しましたねぇ。懐かしい。
朝は昨晩の残りのイチゴタルトを。ミルクコーヒーと一緒に食べるスイーツは神。
甘味でお腹を満たした後は、カピカピになってる喉の不快感に眉間に皺を寄せつつ、マスクと眼鏡で完全防備をして外出。今日もさっむいですね。3月とは思えん。ふぇぇっくしゅん。あ~……ストナリニの効果、まだ消えることなかれ。
今日の用事は2件の銀行へ行くことです。レッツゴー。
まずはA銀行へ。クレジットカード引き落とし用の口座に3月引き落とし分を入金するために。ついでに2週間ほど放置していたイオンカードの口座振替依頼書をポストに投函する任務も無事遂行。
次にB銀行へ。B銀行は3年ほど使っていなかったため、いよいよ「3月某日までに使わんと口座管理費引き落とした上で自動解約するで!」との通知が来てしまいまして。
今までは給与受取も口座振替も引き落としも貯金もすべてA銀行の1口座でやっていたので、この機会に貯金口座を分けることにしました。それで白羽の矢がたったのが、自動解約まであと2日に迫ったB口座くんだったわけです。
これで貯金額の管理がしやすくなりました。自動解約通知が来なければ一生口座分けしなかったと思うのでむしろ感謝。この口座の残高をまず100万円にするのが、当面の目標ですのよ!
さて。無事口座の延命治療を終え帰宅した後は、午後の紅茶ミルクティーをすすりながら、年間お金計画表と日用品購入計画表を作っていました。家計簿と一人暮らしを始めてちょうど半年が経ち、支出の肌感もわかってきたのでね。これを機に。
尚、今日のセルフシミュレーションによると、1年間の貯金期待値は70万円ほどだそうです。ううん。もうちょっと貯めたいなぁ。年間お金計画表と日用品購入計画表の話はまた別の記事で詳しく書きたいと思います。
あ、70万と言えば。
去年70万円貯めたときに、人生で一番高いお買い物をしました。それは浪費ではなく、自分にとって大きな利点と納得できる理由のある買い物でした。
人生で一番大きなお買い物。それは歯列矯正の器具代です。表側ワイヤーという、至って昔ながらの普通の歯列矯正です。
小さい頃から、歯並びが悪いことがコンプレックスでした。永久歯への生え代わりが始まる時点で歯並びが悪くなることが分かっていたのか、すべての乳歯が自然に抜けるのを待つことはせず、すべて計画的に歯医者で抜歯されていました。いたかった~……
それでも歯医者さんの努力もむなしく、私の永久歯の歯並びはガッチャガチャに。見事なまでのリアス式歯並び。すべての歯が隣の歯と大なり小なり重なっており、上の犬歯は右も左も立派な八重歯に。
口を閉じたときに八重歯が普通に飛び出して見えていたので、多分周囲の人間には私がバンパイアか、バンパイアの使い魔的おキャットか何かだと思われていたことでしょう。尚、八重歯とは別の理由で小中学生の頃のあだ名は「創造主さま」でした。なんで?(答え:いたって普通の中二病)
で、思春期になるとともに私の八重歯へのコンプレックスは最上級に。笑うときは手で口元を隠す。食べ物を噛むときも手で口元を隠す。カメラを向けられても歯を見せて笑えない……。
私にとっては「歯を見せるくらいなら引きこもりニートになってやる!!」くらいのコンプレックスだったのですが、そんな感情を親や教師はなかなか理解してくれず。親は「そんなに気にならんよ。八重歯かわいいでいいやん。歯列矯正?やらなくて大丈夫だよ^^」と楽観的。
中学2年生時の担任教師は超ジコチューですぐキレて不機嫌になる……「教室の中の統治者はこのワタクシ!」って感じの人だったのですが、ある日彼女から突然呼び出されましてね。彼女は「なんでお前は写真撮るときに一人だけ笑わないの?口閉じんの?皆の輪を乱しているってわからないの?見ていて気分が悪いんだけど?イヤな女になるよ」と腕を組んで片足をウサギみたいにダンダンしながら詰め寄ってきて。
今だったら「うっせぇわ」と一蹴できたかもしれません。でも当時は「歯を見せても羞恥で地獄。歯を見せなくても理不尽に怒られて地獄。どっちも地獄すぎ。あ~~もう無理^^」と酷いストレスを抱えていました。
この経験があってから、私は人前で笑うことや写真を撮られることをコンプレックスどころかトラウマだと感じるようになってしまいました。このトラウマによる鬱々とした気分は、大学生活まで続くことに……。
20歳の頃。世間はコロナで阿鼻叫喚となりました。コロナが大流行してからは、皆がほぼ強制のマスク生活を始めましたよね。「マスク警察」なんて言葉も出て、マスクを付けていない人を見つけてはネチネチ叩く風潮になりました。
すっかり歯列コンプレックスを拗らせていた私はというと、当時。「マスク生活やったぁ!!!!これでずっとマスクしてても怒られない!!!!!」とマスク生活をすごくありがたがっていました。その喜びようといったら、宝くじにでもあたったのかってくらいですよ。
それからまた数年が経ち、お金が70万円ほど溜まった頃。満を持して歯列矯正専門の歯医者さんの扉を叩いたわけでした。それがちょうど1年前の話です。矯正器具代が55万円。矯正の調整費が月々3,300円。矯正は短くても2年程はかかるので、通院費は2年間で79,200円にも上る計算です。矯正終了した後は保定期間が必要になるので、通院はまだ暫く続くことになるでしょう。そう思うと、総額は70万円に及びそうです。
楽観的な家族や理不尽な教師に伝えたい。専門医の先生が私の歯を見るなり「基本的に僕は健康的な歯を抜いてまで矯正することに懐疑的ですが、あなたの場合は確実に抜いて治した方がいい歯並びですね……」とすごく言いづらそうに言葉を選んで話していたことを。
私のコンプレックス感情は正しかったのです。担当医がこうやって言いづらそうに話していたことが、歯列矯正そのもの以上に、私の抱えてきた羞恥心やモヤモヤしていた感情をきれいに取り除いてくれた気がします。うまく言えないけど……
矯正を初めて丸1年。歯は右側犬歯横の歯以外はずいぶん綺麗になりました。今はむしろ、矯正器具付けてるんやでッ(ドヤッ)したくて、矯正に興味を持つ友人や家族に歯並びをイーッと見せたり笑。
先週4年ぶりにマスクを外して友達と自撮りをしたのですが、その時に思春期以降初めて歯をニカッと見せて笑うことができて感動しました。
手で口を隠さずに笑うことも増えました。なんてすばらしい!!!!矯正器具は人生で一番大きな買い物だったけど、本当に始めてよかった!!!!と、そう思いました。
……と、今日はこんな感じでお金について真剣に考える一日になりました。
25歳の私がどれだけお金を使う予定で、26歳になるまでにどれだけ貯められるのか?
25歳なりたてホヤホヤのうちに、しっかり計算してシミュレーションできてよかったです。
今年は絶対に、自分の時間とお金をテキトーに浪費したくない。今までの自分は「自分の時間」と「自分のお金」に無頓着すぎて、しっかり考えずに無駄遣いしすぎてしまったと思います。家計簿や数年ぶりに記帳してきた通帳を見ながら、そう思いました。たびたびブログに書いている割賦金のことも然り。
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これを書いている14時半。唐突にくしゃみ10連発と目ん玉の腫れを感じる25歳児。ストナリニ飲んだのが昨晩23時なので……私の体には1錠でおよそ15時間半効く模様。こんなにわかりやすく薬の効果って切れるんですね。ほんと唐突なくしゃみ10連発でございました。
皆さまもお大事に。花粉は許さん。